がんの発生の原因

がんの発生原因について解説します

がんという病気は身体のいたるところで発症する恐ろしい病気です。胃がん、肺がん、大腸がん、食道がんなどさまざまな種類がありますが、実はその部位における病気ではなく、全身の病気だということをご存じでしょうか? がんは身体全体の新陳代謝が乱れ、弱っている部分に発生する病気です。

がんの発生原因について解説します

こちらのページでは、愛知県岡崎市の「免疫療法センター」ががんの発症原因についてご紹介します。がんについての理解を深め、生活習慣の見直しや食生活の改善を行うことで、病気になりにくい身体作りを実践していただければ幸いです。

がん細胞はもともと正常な一つの細胞

がん身体にとって非常に悪い細胞という認識を持たれているかもしれませんが、実は誰の身体にも存在します。たった一つの正常な細胞が遺伝子の突然変異によって、無限に増殖することでがん細胞に変貌するのです。分裂の回数が決まっている正常細胞とは異なり、がん細胞は無限に増え続けます。

人間の身体の中の細胞は、40歳過ぎから毎日5,000個以上のがん細胞、異形成細胞が発生しているといわれています。年をとるにつれて変異をおこした遺伝子が正常細胞の中に蓄積され、ある一定数変遺伝子がたまることで発がんするというメカニズムです。

がん細胞はもともと正常な一つの細胞

体内の防衛手段として、リンパ球ががん細胞を抑制してがん化を抑えていることが、最近の研究ではっきりわかってきました。免疫療法、基礎医学の分野では以前からがん細胞が発生、消滅を繰り返していることは当然のこととして考えられてきています。

人間はなぜがんを発症するのか

がん細胞は最初はたった一つですが、10年から20年あるいはそれ以上の長い年月かけて何段階にも変化して悪性のがんは生命を脅かすまで成長します。人間の免疫系はがん細胞を常に監視していて、抗原が発生すると異物と認識してそれを抑え込もうとします。したがって、健康的な人は、細胞レベルはがんを発症しません。身体の免疫監視機構によってがんの発生を防いでいるのです。

人間はなぜがんを発症するのか

その免疫監視機構がなんらかの原因で破壊されることでがん細胞は増殖を続けます。ガン細胞が大きくなっていく過程は複雑ですが、発がんイニシエーター(正常な細胞のがん化を引き起こす原因となる発がん物質や要因)と発がんプロモーター(がん細胞を促進する物質や要因)との関係があります。

生活環境の悪化や食生活の変化(動物性たんぱく質と脂質の過剰摂取)過度に体を動かすことによって発生する活性酸素、さらに人間社会の複雑化に伴うストレス(免疫の低下)などがあります。しかし、人間が本来持っている免疫力がしっかり働いていれば、がん細胞は生体の中の異物として増殖する前に消滅してしまうものです。

がんの発生する要因は生活習慣や食生活の乱れ

免疫力の低下することによってがん細胞の繁殖を抑えられなくなりますが、増加したがん細胞ががんに発症する原因は、生活習慣や食生活の乱れが考えられます。例えば肉食、塩分過多、喫煙、飲酒、高血糖などの傾向がある人は特に注意が必要です。

上記の肉食、塩分過多、高血糖に関しては食生活が大きく左右しますが、たばこ、アルコールと異なり、食事の種類とがんに罹る可能性は明らかになっていることが少ないというのも現状ではあります。しかし、脂肪とカロリーの摂取を制限することががんの発生率を減少させると考えられています。事実、脂肪を大量に含んだ肉と大量のカロリーを摂取する人々は、内蔵の中でも特に大腸がんを発症する確率が高いといわれています。

がんの発生する要因は生活習慣や食生活の乱れ

いわゆる「食生活の欧米化」は、乳房や前立腺や大腸などに影響を与えると考えられ、部位別の死亡率は増加傾向にあります。近年になって日本人に大腸がんや乳がんが増えてきた原因の一つには、食生活の欧米化による動物性脂肪の摂取過多と食物繊維の摂取不足があるとの指摘も。大腸での便の停滞時間が長くなり、発がん物質が大腸粘膜と長時間接するため、大腸がんが多くなったと考えられています。

また、その他にもストレスや高血糖からくる糖尿病、低体温症、紫外線の浴びすぎなどもがんの発症を促進するといわれています。これらを防ぐ策として考えられるのは、何事も適量を保ち、健康体を保つということです。がんは積年のがん細胞の繁殖が行われることによって、発症の危険性が高まります。そうした危険性を高めないように規則正しい生活を送ることが求められています。