よくある質問

免疫療法についてのよくあるご質問

免疫療法をご検討中の方へ、当センターへ寄せられるよくあるご質問にお答えします。不安や疑問を解消する一助となれば幸いです。

免疫療法で1回に採る血液量はどれくらいですか?
1回の培養に必要な血液は約50ccです。献血の量が、200mlもしくは400mlですから、その(4~8分の1)の量となります。なお初診時には、細胞培養とは別に、血液検査用として6~7ccの採血も行います。
培養した免疫細胞を身体に戻す方法は? 1回にかかる時間はどれくらい?
活性化リンパ球(培養・強化した免疫細胞)を生理的食塩水100ccに浮遊させ、静脈から点滴で投与します。1回の点滴にかかる時間は約40分。受付から血圧などのチェック、診察も含めて、長くても1回の治療は、90分程度とお考えください。
採血から最初の免疫細胞を身体に戻すまではどれくらいかかりますか?
免疫細胞の分離・増殖・活性化には約2週間かかります。
標準的な治療回数は?
患者さんの状況、がんの病状によって異なりますが、約3ヶ月間に6回の治療を行うことを基本としています。通常はこの期間内で、がんの進行の目安である腫瘍の縮小・腫瘍マーカー値の低下が見られます。相談のうえ治療の中止を行うこともあります。また、約3ヶ月の治療で一定の効果が見られたのちも、可能な限り引き続き、投与の間隔を延ばしながら治療を受けられることをおすすめしています。患者さんご自身の免疫力を高く維持することができれば、それだけ再発リスクを抑えられ、予防につながります。
副作用は本当にないのですか?
ほとんど副作用が見られない免疫療法ですが、約2割の方は、初回と2回目当日に発熱が起こることがあります。多くは38℃の一過性の発熱ですので、翌日まで熱が続くようなことはありません。自然と解熱しますので心配ありませんが、発熱の対処として解熱剤の処方もしております。
予約日を変更することはできますか?
当センターでは、培養し活性化した免疫細胞をできるだけ良い状態で身体へ戻せるようスケジュールを立てています。ご予約日にお越しいただくのがベストですが、どうしてもご来院いただけない場合は、1週間までであれば延期も可能です。延期する事情が生じた場合は、できるだけお早めにご連絡のうえ、再予約をお願いします。
他の医療機関で入院治療を受けていますが、同時に免疫療法も受けられますか?
現在治療を受けられている医療機関で、主治医の了解を得られれば、並行して治療を行うことが可能です。ただし、医療機関によっては院内で当センターの治療が受けられないケースもあります。その場合は、外出して当センターにおいでいただく、ご自宅で治療を行う、もしくは対応可能な最寄りの医療機関を探す、といった方法をとる必要があります。
どんながんでも治療できますか?
免疫療法はがんの種類や時期を問わない治療法です。ただし、免疫細胞(Tリンパ球・NK細胞)が由来の「血液のがん」、白血病には対応できません。
末期がんで全身に転移があるのですが、効果は期待できますか?
当センターで行っている免疫療法(NK細胞治療)は、がん細胞を攻撃し小さくすることのみならず、患者さん自身の免疫力を高めることを最大の目的とする治療法です。これまで、転移がある方や末期がんと告げられた方にも治療を行っていますが、生存率・生存期間などの面で、多くの方に非常に良い結果がもたらされています。あきらめてしまわずに、ぜひ一度当センターへご相談ください。
他の治療との「併用」はしたくないのですが……。
必ずしも併用すべきというものでもありませんが、抗がん剤・放射線などの治療を併用することで、より高い相乗効果が期待できます。身体的・精神的苦痛を避けて、生活の質を維持しながら治療を行いたいという強い希望がある方の場合は、単独での治療も可能です。
数年前にがん治療を行っていますが、免疫療法は再発予防になりますか?
どんなことにも100%はありえませんが、かなり効果は期待できます。さまざまなタイプのがんで、再発率が低下したという報告があります。がんを消す・治す効果というより、患者さんご自身の身体の免疫力を高められた結果、がんの再発・予防に役立ったのだといえるでしょう。