がんの現状

がんについての知識を増やしましょう

がんについての知識を増やしましょう

がんという病気についてご存知ない方はいないでしょう。1981年以来、日本人の死因第1位であり続けているとても恐ろしい病気です。生涯のなかで多くの人が向き合うことになる可能性があるがんですが、それが一体どんな病気であるか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?

こちらのページでは、愛知県岡崎市の「免疫療法センター」ががんという病気の現状についてご紹介します。がんへの関心を高めていただき、それをきっかけに治療法などについても興味をもっていただけたら幸いです。

日本人の3人に1人はがんで亡くなっています

冒頭でがんは30年以上にわたり、日本人の死因第1位であることを紹介しましたが、実際に毎年30万人以上の方が亡くなっています。これは年間の死亡者の約3人に1人が、がんが死因だという計算になります。生涯でがんに罹患する可能性は男性が2人に1人、女性が3人に1人といわれており、誰もが発症する可能性がある病気なのです。

がん発生のメカニズムとは

人間の身体は約60兆の細胞からできており、正常な細胞の場合、一定の規則に従って分裂したり、死んでいったりします。がんは、正常な細胞の遺伝子がさまざまな要因により傷がつくことで、その機能を失った細胞が増殖することで発生します。

がん発生のメカニズムとは

がん細胞は、その後も分裂を繰り返すことで増殖。異常に増え続けることで暴走した細胞群が正常の細胞を攻撃し、駆逐し始めることによって身体の機能が低下します。そして、その後機能不全に陥り、ついには生命をも脅かすことになるのです。

がん細胞を撃退する免疫機能

がん細胞を撃退する免疫機能

正常な細胞の遺伝子が傷つくことからがんの発症は始まりますが、何が原因で遺伝子が傷ついてしまうのか、そして細胞ががん化してしまうのかは、はっきりとはわかっていません。ただ、たばこの煙に含まれる化学物質や紫外線など酸化ストレスが大きく関わっているといわれています。

がん細胞は健康な人の身体の中でも発生しています。一般的に一日6,000個のがん細胞が作り出されているといわれており、実はがん細胞は人間の身体にとって珍しいものではありません。では、なぜ健康な人の場合はがん細胞が増殖しないかというと、それは身体の免疫機能のおかげです。免疫機能が働くことによって、がん細胞は駆逐されていきます。つまり、がん発症に大きく関わっているのは免疫力であり、その機能を高めることでがんを発症しにくい身体を手に入れられるともいえます。

通常の健康な人でも1日に6,000個のがん細胞が生まれていると言われています。毎日がん細胞ができても、健康な人が腫瘍としてガンの固まりが発見されていないのは、免疫という身体の中にある、異物を排除するシステムが機能しているからです。毎日、6,000個のがん細胞が生まれ、毎日免疫が退治をしてくれているというのが一般のヒトなのです。その免疫システムの異常や、がん細胞の急激な増殖、異物として認識されないようなガンであった場合等、何らかの原因を引き金としてがん細胞が腫瘍化していると考えられます。

一般に、検診などで発見できる一番小さながんは1cm程度といわれています。1cmといえどもその中のがん細胞は10億個以上にもなります。たった一つの異常細胞が10億個まで増えるには10年程かかるとも言われています。このことから、高齢になるほどがん罹患率が高くなるといえます。

免疫の兵隊を増強する事で、ガンに対する防御陣営を増強するのが、がん免疫療法という事になります。